このサイトについて

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このサイトを立ち上げた理由

このサイトは、主にフォントに関した、タイポグラフィやデザインについて書いていきます。PROFILEにも書いたのでダブってしまうのですが、サイト名を「文字の美貌録」と敢えて「美貌」の文字を使ったのには訳があります。

時代が移り変わり、デザインのツールが飛躍的に便利になりました。それに伴ってデザインのクオリティは、果たして上がってきているだろうかと考えると、そうも言えないのではないかという結論にならざるを得ません。

その原因は何なのだろう…。

それは、ひとえにタイポグラフィ教育の貧困さなのではないか…。そんな風に思います。ですので、文字本来のもつ表現能力や、美しさ、文字を美しく魅せるタイポグラフィの法則などを、タイプデザイナーの立場で少しでも語れたら…、それが、このブログを始めたきっかけであり、敢えて「美貌録」とした理由になっています。

特集記事を先に始めてしまったので、いわゆる「通り一遍」の記事を書くのが何となく気が引けて、気がついてみたらなかなか更新ができないという、悪夢のループに悩まされています。

そんなわけで、「いつ来ても代わり映えしねえな」という声におびえつつも、読み応えはあるので是非…という低姿勢でお待ちする小心者です。

ひとつでもふたつでもお読みいただければ幸いです。

特記事項

●本文中の約物(括弧)の扱いについて

括弧類には、一定の意味を持たせています。本文中、
「 」は、強調やアクセントとしてなど、読み流さないよう、多く囲んでいます。
『 』は、上記「 」の中に重複して「 」がきてしまった場合の代用です。また、単独で特に強調したい場合に使用しました。
[ ]は、Illustrator および Photoshop のメニューツール上にでてくる単語を囲んでいます。
( )は、直前の単語の補足説明として囲みます。
〈 〉は、上記( )の中に重複して( )がきてしまった場合の代用です。
 “ ” は、この記事内のタイトル名・外部の文章などを引用・紹介した場合に囲んでいます。
〔 〕は、微妙なニュアンスを表す場合に使用しました。
【 】は、約物を囲んで、文章の一部に間違われないために使用しました。

●用語の使いわけについて

本文中、また図の解説中、「欧文」は、欧文フォントを指し、単語、文章を表現していないもの、「英文」は、単語、文章を表現するもの、と区別しています。

●図表のキャプションについて

図表に添えてあるキャプションは、少し小さくて見づらいかも知れません。同文を図表直下にコラム形式で再掲載しました。
Description は再掲載してありません。

●例文の使用について

多数の例文を使用していますが、ほとんどは、私の「文字随想」(当ブログ内記事)を使っています。例外として、“賢者の贈り物”(O・ヘンリー 著)の和文と英文、“レーリー卿(Lord Rayleigh)”(寺田寅彦 著)の和文(いずれも著作権切れ)を使用しました。著者に改めて感謝の意を表します。

●画像の使用について

ほとんどを、写真AC、イラストAC(ACワークス株式会社)・pixabay のクオリティの高い無料素材を使用させていただいています。サイト管理者、登録クリエーターのかたがたに改めて感謝の意を表します。

●内容の信憑性について

内容については、慎重に検証を行いながら記述しています。が、「PROFILE」でも述べているとおり、経験則からきているものがほとんどであり、デザイン理論と異なる場合があります。
Illustrator の操作法、およびダイアログの説明も、検証を行いながら万全を期していますが、説明不足であったり、私の認識違いだったりする場合もあるかも知れません。

●責任の所在について

内容には万全を期していますが、このブログを参考にして、実際の仕事に使用したことで起きた事象については、当方は一切責任を負いません。すべて、自己責任でお願いいたします。

●著作権について

このブログの文章および図表には「著作権」が発生しています。なにより執筆・制作には、相応の時間がかかっています。無断転載はお止めください。

NEWS

2025.5.27フォントワークスLETSに提供中のREN FONT全書体に「奔行2かな-L」追加!

LETSに提供中のREN FONT全書体に「奔行2かな-L」追加!

5月27日㈫、Monotype株式会社が運営するフォントワークスLETSで、すでに提供を開始したREN FONT82書体に「奔行2かな-L」が加わりました。
WebフォントサイトFONTPLUSでは、和音Pro9書体を好評提供中。どうぞ、ご利用ください。



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